このプラグインは、、ロボット系無差別自動投稿型のスパムコメントを防ぐ目的で作成しました。
プレビュー画面を通したコメント投稿のみ許可する仕組みを追加します。
このプラグインでは、コメントのプレビュー画面を表示する際に確認コードを埋め込み、投稿処理の中でその確認コードが正しいと確認できた時そのコメントを受け付けますが、プレビュー画面を介さず直接投稿された場合のように正しい確認コードが無かった場合はエラーになります。
この確認コードは、投稿内容を利用して内部でハッシュ暗号化したものが使用されるため、もしスパムがプログラムでプレビュー画面からの投稿に見せかけても、この確認コードの正しい値は生成できないハズなのでエラーになります。
本プラグインはMovableType 3.3x対応です。
(それ以外のバージョンで動くかどうかは分かりません)
本パッケージに含まれる「FcPreview」ディレクトリを、Movable Typeインストールディレクトリの「plugins」ディレクトリの下にコピーしてください。
コピー後、Movable Typeのシステム・メニューのプラグイン管理画面で、プラグインの一覧に「FcPreview」が表示されていればOKです。
インストール後は必ず「設定」で、キーワードを変更してください。
設定は、システム全体とブログ別の2ヶ所に項目があります。
コメントプレビュー用のテンプレートに、このプラグインが提供する変数タグ「MTFcPreview」を埋め込んでください。
このMTFcPreviewタグが、確認コードを生成してプレビュー画面に挿入します。
タグを埋め込むテンプレートは、「システム」欄の中の「コメント・プレビュー」です。
埋め込む場所は、標準のテンプレートで言うと投稿フォーム内のエントリーIDの下辺りが良いでしょう。
例) : : <MTEntryIfCommentsOpen> <form method="post" action="<$MTCGIPath$><$MTCommentScript$>" name="comments_form"> <input type="hidden" name="static" value="1" /> <input type="hidden" name="entry_id" value="<$MTEntryID$>" /> <$MTFcPreview$> <div class="comments-open" id="comments-open"> : :
また「MTCommentFields」タグの代わりに使用することもできます。
その場合は、そのままタグ名の部分をMTFcPreviewに変更すれば良いです。
例) : : <MTFcPreview preview="1" static="1"> : :
合わせて、個別エントリー用テンプレート等に含まれるコメント入力フォームからは投稿用ボタンを削除しておく事をお勧めします。