Version 1.11
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■ソフトの紹介
複数のスクリーンセーバーを自動的に切り替えて起動するスクリーンセーバーです。
いわゆるスクリーンセーバーチェンジャーというやつですが、このソフトは自分自身がスクリーンセーバーとして起動し、一定時間ごとに登録したスクリーンセーバーを次々切り替え起動できます。
起動する順番はリスト登録順とランダムの2種類から選択できます。
マウスを移動する等して起動中のスクリーンセーバーを終了させると、一緒にこのソフトも終了します。
先発のソフトも幾つか見受けられましたが、動作が不安定だったり、インターフェースが好みに合わなかったりとか、機能的にも細かい点で不満を感じたため自分で作ってみました。
設定方法もシンプルなので、他の人にも簡単便利にご利用いただけるのではないかと思い公開することにしました。
■ファイル構成
SelSaver.scr :スクリーンセーバー本体
SelSaver.chm :HTMLヘルプファイル(このファイル)
SelSaver.ini :設定ファイル(最初に設定を保存する時に作成されます)
■インストール/アンインストール
通常のスクリーンセーバーと同じです。
スクリーンセーバーのインストールには2通りの方法があります。
- ダウンロードしたファイルを解凍後、"SelSaver.scr"をシステムフォルダにコピーし、画面のプロパティの「スクリーンセーバー」タブで"SelSaver"を選択します。
- ダウンロードしたファイルを解凍後、"SelSaver.scr"を右クリックで開くメニューから「インストール」を選択すると、画面のプロパティでスクリーンセーバーの設定画面が表示されます。
アンインストールは、上記ファイル群を削除すればOKです。レジストリには書込みしていません。
■設定方法
- セットリスト (▲ウィンドウイメージ)
スクリーンセーバーの組み合わせ(セット)を複数登録して切り替える事ができます。
プルダウンリストからセット名を選択すると、登録されているスクリーンセーバーが下のセーバーリストに表示されます。
- [+]セット登録ボタン
-
現在のセーバーリストの内容を登録します。
左のセット名表示部分に登録するセット名を入力してください。すでに名前が使われている時は上書きになります。(確認ダイアログが開きます)
- [−]セット削除ボタン
- 現在左に表示されているセット名のセットをリストから削除します(セーバーリストの内容ではありません)。
*削除後はセーバーリストが他のセット内容に更新され、編集中だったリストは破棄されますので注意してください。
- セーバーリスト (▲ウィンドウイメージ)
選択したスクリーンセーバーのリストが表示されます。
(ファイルが見つからないスクリーンセーバーはグレー表示されます)
リストへの追加や削除等の操作は、右のリスト編集ボタンで行います。
リスト中の行を選択してマウス右クリックすると、メニューが開いてそのスクリーンセーバーに対する操作(テスト表示/設定/個別設定)が行えます。
「テスト表示」と「設定」はそのスクリーンセーバー自体に対する操作で、「個別設定」はSelSaverに対するオプション設定です。
メニューの「個別設定」を選択するか、リスト上で行をダブルクリックすると、個別設定用ダイアログが開きます。
- リスト編集ボタン (▲ウィンドウイメージ)
左のセーバーリストを編集するためのボタンです。
- [+]追加ボタン
- リストにスクリーンセーバーを追加します。
ボタンを押すとファイル選択ダイアログが開きます。(複数選択可能)
- [−]削除ボタン
- 選択したスクリーンセーバーをリストから削除します。
- [↑][↓]移動ボタン
- 選択したスクリーンセーバーの順番を上下に移動します。
- [□]リストクリアボタン
- リストの内容をクリアします。
- [!]時間クリアボタン
- リスト中の全ての個別設定をクリアします。
- 起動オプション (▲ウィンドウイメージ)
SelSaverがスクリーンセーバーを起動する時のオプション設定。
- ランダム起動
- これをチェックすると、リストの順番に関わらずランダムな順番で起動します。
未チェックの時は、リストの順番通りでループします。
- 起動間隔
- スクリーンセーバーを切り替える間隔を秒単位で指定します。
0を指定すると、始めに起動した後は切り替えを行いません。
つまり、リスト順起動の時はリスト先頭のスクリーンセーバー、ランダム起動の時はランダムに1個だけ起動します。
- 単色背景
- これをチェックすると、スクリーンセーバー切り替え時に一瞬表示されるデスクトップ画面の代わりに、単色の背景が表示されるようになります。
右の色の付いた四角をクリックすると、表示する色をカラー選択ダイアログから選択できます。
【個別設定用ダイアログ】
- 表示時間
起動オプションの「起動間隔」とは別に、スクリーンセイバー個別に表示時間を設定できます。
- 実行頻度
ランダム起動時の選択される確率を5段階で調整できます。
(連続して同じスクリーンセーバーが実行される事はありません)
「OK」ボタンを押すと値がセーバーリストに反映されます。
「リセット」ボタンを押すと、標準設定(時間:起動オプションの「起動間隔」、頻度:標準)に設定されます。
■著作権、免責など
- 当ソフトの著作権、他一切の権利は、作者であるMARiN(佐藤雅弘)が保有します。
- 当ソフトの使用によって生じたいかなる障害・損害等に対しても、作者は一切の責任を負わないものとします。あらかじめご了承ください。ご利用に関しては、各自の責任において行って下さい。
- このソフトの著作権情報(Copyright表示)を書き換えないようお願いします。
■使用許諾・配布条件等
当ソフトはフリーウェアです。利用する際の制限はありませんので、自由に使用する事ができます。転載・配布も自由ですが、その際はオリジナルのファイル構成のまま、各ファイルに手を加えずに行ってください。また転載の場合は、事後でも構いませんので作者まで一報ください。
なお、書籍・雑誌等への掲載、商用目的の配布の場合は、事前にご連絡くださるようお願いします。
ファイル配布を伴わない、ソフト紹介のようなことについては特に連絡は必要としませんので、遠慮なくご紹介ください。
■謝 辞
このソフトには、以下のDelphi用コンポーネントやツールを利用させていただいてます。公開された諸氏に感謝します。
- Tachibana氏「TATScreenSaver」
- H.Gotou氏作「HexDecimal Edit Component」
- (作者不明)「SlideUpDownコントロール」
- パンタグラフ(fumika)氏作「URL表示ラベル」「ハイライト・シャドウ表示ラベル」
- HTML Helpの作成に「ヘルプましん」
- 実行ファイルのファイルサイズ軽減のために圧縮ツールのUPXMask
■サポート
このソフトを使用しての感想・要望・バグ報告等がありましたら、下記アドレス宛に電子メールにてご連絡ください。もしくは、インターネット上の作者のホームページ内に開設している掲示板に書き込んでいただいても構いません。
また、このソフトの最新版も同ホームページから入手することができます。
■更新履歴
☆Ver1.11 --- 2005/11/17 |
- セーバー切り替え時におかしな現象を起こすことがあったので、切り替え処理を調整した。
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☆Ver1.10 --- 2005/10/18 |
- ファイルが無いスクリンセーバーを実行しようとしてエラーになる場合があったのを修正。
- リストにファイルの無いスクリーンセーバーがあった場合、グレー表示するようにした。
- 実行するスクリーンセーバーの組み合わせを複数保存できるようにした。
- 個別設定に実行頻度を追加。
- セーバー切り替え時にデスクトップ画面ではなく単色背景を表示できるようにした。
- 対応可能なセーバーを増やすため、切り替え処理を調整してみた。
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☆Ver1.01 --- 2004/12/27 |
- スクリーンセーバー個別に表示時間を設定できるようにした。
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☆Ver1.0 --- 2004/04/24 | 初版公開。 |